中森明菜と母との絆/最愛の母の死が変えたもの

中森明菜と母・千恵子さん — 輝くスターと母との絆

日本の音楽界において、1980年代の
トップアイドルとして絶大な人気を誇った
中森明菜さん。

彼女の多彩な音楽性、深い歌声
そして魅力的なステージパフォーマンスは
多くのファンを魅了してきました。

彼女の成功の背景には、一人の特別な人物
その母親・千恵子さんの存在が
大きく影響しています。

明菜の生い立ち

中森明菜プロフフィール

明菜さんは1965年7月、東京都大田区で生まれました。
「明菜」という名前は母の千恵子さんがつけたそう。

生まれた時季の花ではないです
“明るい菜の花で、明菜”と名付けたそうです。
可愛らしい名前ですよね。

ただ幼少期は病弱だった明菜さん。
残念ながら名前の通りにはいきませんでした。

6人兄弟ので５番目の子として生まれた明菜さんは
甘えっ子だったのでしょうね
母・千恵子さんの事が大好きでした。

そして大好きな母が過去抱いていた夢…
歌手になる夢を明菜さんが叶えます。

明菜に託された母の夢

鹿児島から「美空ひばりの様な歌手になりたい！」と
歌手を夢見てして19歳で上京をした千恵子さん。

新宿・歌舞伎町のキャバレーで働いた時
明菜の父と出会い、21歳で結婚。
家庭を持ったことで夢を諦めた過去がありました。

中森明菜さんが音楽の道を志すようになった背景には
母・千恵子さんの大きな影響がありました。

一方明菜さんは1981年7月、15歳の時出場した
オーディション番組『スター誕生!』に合格。
ワーナー・パイオニアとのレコード契約をしました。

その後次々にヒット曲を出していきます。
1982年5月、16歳の時にシングル
「スローモーション」でデビュー。

スローモーション

2枚目のシングル「少女A」が大ヒットしました。

ただ「少女A」と加害者を連想させる題名に
明菜さんも千恵子さんも
浮かない思いがあったそうです。

ヒット曲を続出、順風満帆だった明菜さんでしたが
悲劇が訪れます。

それは大好きだった母
応援し続けてくれた母・千恵子さんの死でした。

最愛の母の死

千恵子さんは1995年6月10日（享年58歳）、
直腸がんが原因で帰らぬ人となりました。

当時の芸能雑誌には一部
「明菜さんと千恵子さんの仲が悪く
通夜にも告別式にも参列しなかった」と
ありましたがそうではありません。

実際は逝去する前日に千恵子さんを見舞い
その翌日テレビ番組の収録の為
フランスへ旅立たなけらばならなかったのです。

明菜さん自身、覚悟もしていたでしょうし
やはりプロなのだと思います。

千恵子さんの死は帰国後に伝えられました。

母の死が変えたもの

母の死を乗り越え、今現在明菜さんは
どのように暮らしているのでしょうか？

一時は中森家と絶縁しただの
金銭トラブルや男性問題など
ファンを心配させる事ばかり報じられましたが…。

2021年5月1日にデビュー40周年を迎えた明菜さん。
でも衛星放送で過去のライブ映像が流されただけで
ファンを喜ばせる様なテレビ番組や
ライブなどはありませんでした。

直近の情報としては2022年8月
個人事務所HZ VILLAGEを設立し
12月27日、新しいファンクラブ
『ALDEA』を開設し入会手続きを開始しました。

以前の愛らしい笑顔と
自信に満ち溢れた姿は
どこへ行ってしまったのでしょうか？

まとめ

中森明菜さんの成功の裏には
才能や努力だけでなく
母・千恵子さんの愛とサポートがありました。

この絆が明菜さんを日本のトップアーティストとして
導いていきました。

明菜さんの人生には紆余曲
折色々な事がありました。

しかし是非もう一度低音を響かせた歌声
照れた笑顔、パワフルなパフォーマンスを
ステージ上で観たいと思います。

ファンの前に元気な姿を見せて欲しい！
そう願うばかりです。